近年、弁護士や税理士といった難関とされる資格でさえも、資格があるだけでは
質の高い仕事は出来ず、仕事は回ってきません。
ニーズの求めるものが、より質の高いものになってきているのです。
プロとして美容師も実務優先の仕事をしないと、将来は食べていけないのです。
実務はもちろんマーケティングのスキルを高めたり、集客もできなければ、職業としても成り立たなくなっていると言う訳です。
つまり、とにかく資格さえ取ればと何年も資格試験の勉強をするより、しっかり働いてスキルアップしたほうが、稼ぐ人への近道となるのです。
美容学校に2年実務はその後から始まります。
通信教育で、同時進行で実務経験をすぐスタートさせるとでは、
どちらを選択しますか?時間とお金の使い方、皆さんはどう考えますか?
昔は、通信教育をこなし、サロンで働きながら修業を積むことの方が、よほどの頑張りがないと、大変では?という考え方も多くありました。
しかし現代はどうでしょう、悪い言い方をすれば、美容学校で自分の目標をしっかり持ち、確実に階段を登っていく人より、
学校の延長でバイトで簡単におこずかいが入り、楽してお金が稼げることで、流され自分を見失ってしまう人の方が断然多いのが現状です。
そんなリスクが潜んでいるのです。
20代のころに、実務経験をしっかり積んでいない人は、30代になってから伸びしろが少なく、
いまこそ頑張らなければならない時に頑張れない人、
シフトダウンしてチャンスを見逃してしまう人が、多いような気がします。